歩いて暮らせるまちづくり
その発端と、京都・まちなかでの展開
◆「まちなかを歩く日」へようこそ
平成20年で9回目になる「まちなかを歩く日」。
毎年11月の週末に開催している「まちなかを歩く日」は、京都のまちなかの魅力をもっと広く、もっと深く、あなたに体験していただくための週末です。どうぞ、まちなかの学区や地域、通りや界隈が伝え生みだす魅力とパワーを存分に体験して下さい。
◆平成12年、国のモデル事業の推進母体として
私たち「歩いて暮らせるまちづくり推進会議」は、平成12年の夏に生まれた組織です。この年、国のモデル事業「歩いて暮らせる街づくり」を推進する地域母体として、京都市の呼びかけに応えて住民・事業者などが集まり、これまでに延べ約150名の人々の参加を得て、以後現在まで活動を継続しています。
推進会議は、この街に暮らし、手仕事や商いを営む人々が、この街を「安全で安心して歩けるまちに」「歩きたくなる楽しいまちに」という願いを集め、その実現をめざしています。
◆「まちなかを歩く日」を連続開催
推進会議の主要な活動として、初年度より、毎年11月の週末に「まちなかを歩く日」を開催してきました。これは、学区・地域が地域資源を活かしたイベントを同時に開催するもので、都心の回遊性と地域交流を活性化し、暮らしの安心と安全を高める都心の未来像を共有することを目指しています。私たちはこの催しが、次第に京都の秋の風物詩となって行くことをめざし、願っています。
◆都心の9学区が参加。商業者、博物館なども
推進会議には、京都市都心部まちなか地区の9つの学区(城巽・本能・龍池・明倫・初音・日彰・柳池・生祥・立誠)と複数のまちづくり組織、商店街、京都文化博物館などの公共機関が参加し、これまでにない情報共有と意見交流の場を創り出しています。
◆多様なNPO、市民組織とも
こうした地域ベースの組織・機関以外にも、まちなか地区に積極的に関わろうとするNPOや市民団体とも連携を深めています。その中には、京のアジェンダ21フォーラムやVELOTAXIなどがあります。
◆学区、地域を超えた、交流と連携が生まれました
推進会議の活動を通じて得られた最も重要で注目すべき成果は、これまで疎遠だったまちなか地区の学区・地域組織間に対話と情報共有が生まれ、良い意味での地域間競争と取り組みの具体的な連携が生まれつつある点です。
異なった個性を持つ地域と人々が、出会い、語り、ともに取り組む中から、新しいまちづくりの胎動が、今、動き始めています。
◆自立した活動ネットワークをめざして
国の事業の終了後も継続する推進会議は、京都市の支援を受けつつ、今後、地域連携を基礎とする自律的なネットワーク組織へと発展しようとしています。そのため現在、組織体としての整備に取り組んでいます。
また、地域住民だけでなく、このまちなかで働く人々にも、その輪がひろがりつつあります。
◆さらなる充実と飛躍に向けて
このように、推進会議は大きな成果を上げてきましたが、京都まちなか地区の問題はまだたくさんあります。そのため、まちなか地区の将来像とそれを実現するプロセスについて、精力的に検討を進め、合意を創り出すことが必要な段階に来ています。
その新たなステップとして昨年4月と9月に「京都まちなか交通安全ワークショップ」を開催し、今年は高倉小学校の総合学習の中で放置自転車をはじめとする学習をサポートするなど、具体的な成果につながる取組を進めています。
◆あなたの参加をお待ちしています
歩いて暮らせるまちづくり推進会議は、このまちなかを愛し、この街をもっと住みよく、誇りを持って暮らせるまちにしようとする全ての人に開かれています。あなたも、参加しませんか?まちなかを見つめ、主体的に考え、行動し、多様な人々とともに力を尽くそうとするあなたの参加を、私たちは心から願っています。